- 相手の名乗り・連絡先を控えたか
- 相手の種別(民間業者/労働組合/弁護士)を確認したか
- 本人の退職の意思であることを確認したか(委任状・本人確認の依頼)
- その場で「退職は認めない」「有給は無理」などの結論・約束をしていないか
- 「確認して改めてご連絡します」と、一次回答を保留にできたか
- 感情的に引き止めたり、損害賠償をちらつかせたりしていないか
- 「代行を通す」と求められた場合、本人への直接連絡を控えたか
- 退職日・有給の残日数・貸与品・私物のやり取りを洗い出したか
- 社会保険・雇用保険の資格喪失、離職票、源泉徴収票、住民税の段取りを確認したか
- 送付先(本人か代行か)を確認したか
- 社長・顧問社労士(必要なら弁護士)に事実を共有し、窓口を決めたか
すべてに丸がつかなくても、落ち込まないでください。突然の連絡を受け止め、こうして順番を確認しようとしている時点で、あなたはもう、こじらせないための一歩を踏み出しています。未払い賃金の主張があるなど法的な論点が絡むときや、労働組合・弁護士が交渉に入ってきたときは、抱え込まずに顧問社労士・弁護士へ早めに相談しましょう。ひとりで背負わないことも、立派な初動のひとつです。

退職代行からの電話は、はじめは面食らうものです。でも、あなたが最初にやることは、本人を問い詰めることでも、その場で退職を裁くことでもありません。相手が誰かを確かめて、本人の意思を尊重して、あとはいつもの退職手続きに乗せる。ただそれだけで、慌てずに、こじれずに、対応できます。退職の形は人それぞれで、代行を選ぶ背景にも、本人なりの事情があります。それを静かに受け止めて、最後の手続きを丁寧に整えて送り出す——その落ち着いた対応を支えているのは、ほかでもないあなたの一つずつの確認です。今日ここまで読んで備えようとした時点で、あなたはもう、現場を守る一歩を踏み出しています。
この内容は記事「退職代行から連絡が来たときの対応手順|ひとり労務の落ち着いた進め方」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ